「大人の男性の教科書」とは、ロンドンと東京をベースに活動するデーティング・コーチのHERO氏が書いた、「初心者向け」「非イケメン・非金持ち向け」「オタク・童貞OK」の女にもてる方法を解説したebookで、著者の推奨する「自分の魅力を磨く」ことと「コミュニケーションスキルを磨く」事の二つを同時に行うというやり方が解説されています。
私が実際に購入して読んだ感想・レビューです。
内容について
ebookにはとてもたくさんの情報が詰められているので、章ごとの雑感を記します。
序章
著者の自己紹介と簡単なイントロダクションです。一時アメリカで旋風を巻き起こしたもてる方法や口説くテクニックを考えるだけに作られたコミュニティがあると聞いたことがありましたが、それに参加していた数少ない日本人の一人みたいです。先を読むモチベーションが上がります。
第一章
第一章は男と女の違いについてです。まずは男女の違いを知る事から始めるという、入門書としてはとてもいい始まり方です。分かりやすい書き方で、スラスラ読めます。
第二章
第二章は自分の魅力についてです。どういう男が女にもてるのか、モテ男の条件は何か。で、自分にあった個性を磨いていくという考え方が他の恋愛本とは違うと思いました。どういう風な内面をもつべきか、どうやって生活を改善していくか、そんなことも書いてあり、正直この章が私は一番参考になりました。
第三章
第三章はコミュニケーション法についてです。内面がコミュニケーションに反映するから、コミュニケーションによって内面を伝えるという感じの考え方があるかと思いました。「モテない男のコミュニケーション法」の例が書いてあり、あまりに自分に当てはまってちょっと寒気がしましたw
第四章
出会い方の章です。電話番号の聞き方などが書いてあります。著者は電車やバスの中で声をかけるのが得意なようで、是非見てみたいです。。
第五章
この章はデートについてです。デートをどう考えるか、「飲みにいく」だけのデートでは弱い、などのアイデアが入っています。自分のホームタウンでの鉄板デートという考え方は参考になりました。
第六章
「橋掛け」という専門用語が出てきました。手を繋いだり、キスをするのにスムーズにするにはどうすればいいかということが具体的なテクニックとともに書かれています。私は、いざデートしても手を繋ぐタイミングがわからなかったり、キスをいつしていいかわからなかったりするので、ここは本当に参考になりました。モテる男のスムーズさの秘密をしった気がしました。
私個人の、実際の効果
「教科書」を読んで一番良かったのは、少し自分に自信がついたことです。色々と読むうちに、「女ってそんなに恐くないな」というような感じになれますw。 あとは、小手先だけでなく、自分の魅力を磨くという点に共感できたので、前向きな気持ちになりました。
実際の女性関係ですが、本書に出てくる「いぢめる」テクニックはかなり反応がいいように感じます。私の場合、なかなか新しい女性にポンポン出会うようにはなれないので、私の場合は知っている女性との関係を改善する効果があったということと、少し自信がついたという二つの効果があったと思います。
「大人の男性の教科書」良い点
- 入門者、初心者に分かりやすい
- 読んでて面白い
- 「大人の男性になる」という論点が明確
- 自分の内面のことや、生活の事を考えるきっかけになる
- 他の恋愛マニュアルと比べて大分安い
「大人の男性の教科書」悪い点
- 初心者向けに絞っているため、著者の持っているであろう英米のもて男コミュニティの秘密のテクニックがあまり載っていない(中級者向けの「大人の男性の参考書」でそちらは扱っているようです)
- 同じ理由で、テクニックに飢えている人や初心者じゃない人には物足りない可能性がある
結論
☆☆☆☆星四つです。
女にもてる方法、女にもてるにはどうしたらいいかなどのことを今まで勉強してなかった入門者なら買いでしょう。プロの手によって書かれた最適の入門書ではないでしょうか。特に現在はキャンペーン中らしく、エロDVD一本分くらいの安い値段なので、損はないです!
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